バーチャルガールグループHadesが週間チャートの首位に立ち、停滞感が指摘されてきたバーチャルアイドル市場に新たな活力をもたらしています。PLAVEやISEGYE IDOLといった先行グループの成功以降、明確な後発ヒットが不在だった中での成果として注目されています。
1月2日、サークルチャートによると、Hadesは2025年52週目(12月21日〜27日)のダウンロードチャートで1位を記録しました。年末シーズンに既存K-POPアーティストの新曲や季節曲が並ぶ中での結果であり、バーチャルアイドルが「技術の誇示」段階から「大衆的K-POP文法」へと移行しつつある前向きな兆候と受け止められています。
◇ PLAVE・ISEGYE IDOLが切り開いた道、Hadesがつなぐ
バーチャルアイドル市場はこれまで、PLAVEとISEGYE IDOLという二つの軸を中心に成長してきました。両グループは技術的完成度だけでなく、ファンとのコミュニケーションや音楽的真実性を重視し、「バーチャル」を一つのジャンルとして定着させました。一方で、その後に登場した多くのグループは存在感を超えられず、一過性の話題にとどまったケースも少なくありません。
今回のHadesのダウンロード1位は、先行グループが築いた土台の上で、後発であっても企画力次第で購買力を伴うファンダムを形成できることを示した点に意味があります。特定グループの独走体制を超え、市場の裾野拡大への期待を抱かせる結果と言えます。
◇ 技術より「文法」へ、K-POPトレンド移植の成果
Hadesの好成績は、バーチャルアイドル制作トレンドの変化を物語っています。初期市場がキャラクターのリアリティやグラフィック技術の再現性に重きを置いていたのに対し、最近は企画段階からK-POPのトレンドを取り入れる流れが強まっています。
Hadesは難解な世界観よりも、イージーリスニング系の音楽やファンフレンドリーなコミュニケーションを前面に打ち出しました。技術は自然な表現を支える手段にとどめ、コンテンツの競争力はK-POPの成功方程式に委ねた戦略が奏功したと評価されています。市場の重心が技術中心からコンテンツ中心へ移行していることを示す事例です。
◇ 課題は「持続性」、物語の力をいかに強めるか
ただし、今回の成果だけで市場全体の将来を楽観視するのは時期尚早との見方もあります。依然として技術実装に偏り、アーティストとしてのアイデンティティを確立できていない事例が多いのも現実です。ダウンロード1位という短期的な成果を長期的ヒットにつなげるには課題が残されています。
この点で、近年グローバルチャートで長期ヒットを記録したアニメーション『K-pop Demon Hunters』のOST「Golden」の事例は示唆に富みます。バーチャルアイドルの楽曲ではありませんが、強固な作品の物語と結びついたとき、音楽の影響力がいかに拡張されるかを示しました。
バーチャルアイドル業界も、Hadesの成果を足がかりに、技術的違和感を抑える努力を続けると同時に、ファンダムと大衆が没入できる強力な「物語(Narrative)」の構築が求められています。
業界関係者は「Hadesの成果は、バーチャルアイドル市場が緩やかではあるものの、正しい方向へ成長していることを示している」とし、「単なる技術競争を超え、K-POPファンダムが納得できる音楽と物語を備えた取り組みが続けば、市場の規模はさらに拡大していくだろう」と語りました。
ニュースカルチャーのM.J._mj94070777@nc.press
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