俳優ソ・ガンジュンが「2025 MBC演技大賞」で大賞を受賞した。
今年放送されたドラマ『アンダーカバー・ハイスクール』で主演を務めたソ・ガンジュンは、12月30日、ソウル・上岩洞のMBCメディアセンターで行われた「2025 MBC演技大賞」に出席し、大賞の栄誉に輝いた。
ソ・ガンジュンは『アンダーカバー・ハイスクール』で、高宗皇帝の金塊を回収するため高校に潜入する国家情報院要員チョン・ヘソン役を演じ、放送期間を通して“魅力的なワンマンショー”を繰り広げた。
声のトーンから表情、視線、雰囲気に至るまで、細部にわたる表現力でキャラクターの魅力を最大限に引き出し、限界のない演技力を証明した。アクション、コメディ、ヒューマン、スリラーまで多彩なジャンルを自在に行き来し、物語を圧倒的な演技で牽引する姿は、自身の代表作を更新したとの評価を受けている。
ソ・ガンジュンの活躍に後押しされ、『アンダーカバー・ハイスクール』は今年放送されたMBCドラマの中で最高視聴率となる8.3％（ニールセン・コリア、全国世帯基準）を記録した。
ソ・ガンジュンは受賞コメントで、「私を信じて企画してくださった制作陣の皆さん、そして現場で導いてくださったすべてのスタッフの皆さんに感謝します」と語り、家族への感謝の気持ちも忘れなかった。
続けて、「10年以上演技を続けながら、常に一瞬一瞬を大切にしようと誓ってきましたが、知らないうちに忘れてしまう日も多くありました。軍隊に行ってみて、現場が本当に恋しくなりました。除隊後、最初に撮影した作品が『アンダーカバー・ハイスクール』でした」と振り返った。
さらに、「この作品を通じて重みのある賞をいただき、とても驚いています。自分なりに悩みながら演じてきたつもりでしたが、周りを見渡すと、私よりも努力している方が本当に多い。ただ運が良かっただけだと思います。いつまで演技を続けられるかは分かりませんが、最後の日まで代わりのきかない俳優でいたい。そのために、より一層切実に演技し、研究していきます。ありがとうございます」と語った。
ソ・ガンジュンはこれまで、『ずる賢いバツイチの恋』『華政』『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』『アントラージュ』『君も人間か？』『WATCHER』『グリッド』などのドラマ、そして映画『ビューティー・インサイド』『ごめんね、愛してる、ありがとう』『ハッピー・ニュー・イヤー』などに出演し、作品ごとに高いキャラクター表現力を見せ、“信じて観られる俳優”としての存在感を確立してきた。
『アンダーカバー・ハイスクール』では、国家情報院要員と高校生という極端に異なる二つの顔を自在に行き来する確かな演技力で深い余韻を残し、今後の演技活動にも大きな注目が集まっている。
一方、『アンダーカバー・ハイスクール』を通じてブランド力をさらに強固なものにしたソ・ガンジュンは、Netflixの新ドラマ『マンスリー・ボーイフレンド』への特別出演も予告されており、グローバルファンの期待を高めている。
ニュースカルチャーのM.J._mj94070777@nc.press
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