SBS『それが知りたい』では、自宅でウジと排泄物に覆われた状態で発見された女性の死亡事件について、その衝撃的な真実を追う。この事件は単なる死亡事故ではなく、極端な放置と無関心の末に起きた悲劇であり、一見平凡に見えた家庭の内側に潜んでいた恐怖と秘密を浮き彫りにする。
11月17日午前8時18分、「妻の意識がもうろうとしている」との119番通報が入った。現場に出動した救急隊員が玄関の扉を開けて室内に入った瞬間、彼らは想像を絶する光景を目にすることになる。家の中はゴミと排泄物であふれ、鼻を突く悪臭が充満していた。
寝室には、1人用ソファにもたれかかり、まともに呼吸することもできない女性がいた。彼女の身体と布団は排泄物に覆われていたという。出動した救急隊員は「全身が便で汚染され、数万匹のウジが体中に広がっている状態でした」と証言した。腹部や背中、臀部、腕や脚に至るまで組織壊死が進行し、腐敗した傷口からは無数のウジが蠢いていた。長期間にわたり、極度の苦痛の中で放置されてきたことを示す、あまりにも惨い現場だった。
女性は病院に搬送されてからわずか1日後、敗血症により死亡した。医療陣は、少なくとも3か月以上、深刻な壊死とウジの被害にさらされながら生存していた可能性が高いと推定している。衝撃的なのは、治療を受けさせず放置していた人物が、ほかならぬ夫だったという点だ。警察は結婚10年目の夫チョン氏(仮名)を重遺棄の疑いで緊急逮捕した。
被害者ユ・ソナ氏(37歳、仮名)の姉は、「妹がここまで追い込まれるまで、いったい何があったのか。具合が悪いとも、助けを求めることもできなかったなんて…信じられない」と語った。夫のチョン氏は、陸軍の副士官として勤務し、自宅から通勤していたにもかかわらず、妻の状態には気づかなかったと主張している。
しかし、3か月もの間、ウジと悪臭に覆われた家の中で、本当に何も気づかなかったのだろうか。周囲の人々は、夫婦は普段から仲が良く円満だったと証言するが、家の中で起きていた出来事は、その表向きの姿とはまったく異なる現実を示している。
番組では、制作陣が独占入手した妻の携帯電話、日記、自筆の手紙を通じて、彼女の最後の記録をたどり、夫婦の間に隠されていた衝撃的な秘密と事件の実像に迫る。一見平凡に見えた家庭に潜んでいた極端な放置と無関心、そしてその果てに待っていた惨い結末は、視聴者に大きな衝撃と警鐘を与える見通しだ。
SBS『それが知りたい』は、13日午後11時10分より放送される。
ニュースカルチャーのM.J._mj94070777@nc.press
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