14日に死亡したファン・ウィウォン前メディアウォッチ代表、遺書で韓国検察・司法府を糾弾

[写真＝メディアウォッチ（18日、米海軍大学院システム工学のチ・マンウォン博士が、ソウル西大門区の延世大学新村セブランス病院の葬儀場に設けられた故ファン・ウィウォン前メディアウォッチ代表の葬儀場を訪れ弔問している）]

去る14日未明、ファン・ウィウォン（48）前メディアウォッチ代表が自ら命を絶った。

ファン氏はピョン・ヒジェ現メディアウォッチ代表と「研究真実性検証センター長」を歴任し、保守言論界として左翼集団や社会指導級の盗作疑惑を提起し社会的警戒心を呼び起こした人物だ。

特にピョン代表と共にインターネット新聞メディアウォッチを運営しばがら、朴槿恵（パク・クネ）前大統領を弾劾に追い込んだJTBCの「タブレットPC」報道と関連捜査が操作されたという主張を展開してきた。

故人は、最後に残した遺書でも「でたらめな報道と捜査、裁判資料が全て残っているにも関わらず、不公正な裁判が続いている」として該当事件を捜査し裁判した公権力と司法府を猛烈に糾弾した。

遺書には「チェ・スンシルタブレットと結びついた2016年末、2017年初めの朴槿恵前大統領弾劾嘱事件は、JTBC放送社と検察特検などの癒着として関連各証拠自体はもちろん、各証拠の入手経緯などまで総体的に操作された事件、これは天と地が知っており、もちろん大韓民国国民の皆さんも内心では全て知っているだろう」と指摘した。

続けて「歴代裁判部の横暴によりメディアウォッチは7年余りの間に1審から控訴審まで『チェ・スンシルタブレット』に対しては最初から機器に対する感情さえ正式に一度もできない、とうてい話にならない不公正な刑事裁判を受けてきた」として「少なくともメディアウォッチがオム判事のような市井雑輩（人間のくず）水準の判事によって刑事裁判を受けることだけは直ちに中断されなければならない」と訴えた。

さらに「JTBCのそのでたらめな放送報道は全国民が全て見たし、そのでたらめな捜査資料とでたらめな裁判資料もやはりそのまま全て残っている」として「私は天国でも朴前大統領弾劾事件において正義の審判がなされるように努める。大韓民国で再び真実や自由、人権、法治が回復するよう努める」と強調した。

ピョン代表は故人の死亡事実と遺書をメディアウォッチに公開し、「ソウル中央地裁控訴4-2部裁判部が、タブレット操作犯罪証拠を差し出しても、無条件に金と権力に並んで棄却する時、ファン前代表がとても苦しんでいた」として「私の残りの人生をかけて、タブレット操作犯罪組織に列を作った検事、判事たちを必ず審判、清算する」と警告した。

27年間にわたって各種真実闘争を共にしてきたファン氏の極端な選択に対して「挫折ではなく抵抗」と解釈したピョン代表は、「ファン前代表は精神力が弱いわけでもなく、現実に挫折して命を投げたわけではない」として「ただ権力と金権に並んで現実を踏みにじって操作捏造判決を強行しようとする裁判所、検察、そしてこのすべての惨事に沈黙で共助してきたマスコミに言論人として最小限の警鐘でも鳴らしてみようという抗拒を選んだ」と言及した。

続けて「彼の死を知らないふりをする操作言論、そして今日祝賀パーティーでも開くオム・チョル、ソン・ジュンホ、ユン・ウォンムクなどタブレット裁判部とハン・ドンフンなどタブレット操作者らに対する審判のために、まだ生きている私が故人の殯所を5日間ずっと守る」と明らかにした。

一方、故ファンウィウォン氏の葬儀は16日から20日までソウル新村セブランス病院葬儀場15号室で行われる。